iPhone 売却前にデータを復元されないように完全消去するには
「設定」→「一般」→「リセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」をするだけ。
HDDを捨てるときのように、Linuxのshred コマンドみたいに、ランダムな書き込みをすることを別途する必要なのかと思ったけど、そんなことはない模様。そんなことをするアプリもあるようだけど、必要ない。
アップル社のこちら(iPhone、iPad、iPod touch を売却または譲渡する前に)というページに、売却も視野に入れて、「データを保護し、デバイスを初期時の状態に戻すには」と書かれている。さすがに、” 復元できないようにする “とは、メーカとして言えないのでしょう。
その処理内容としては、こちら(iOS:「すべてのコンテンツと設定を消去」について)に書かれていて、古いモデルでは、データの上書き、または、暗号キーの削除をするという。なるほど、新しいモデルは、暗号キーだけを上書きするなど完全消去してくれて、その暗号キーで暗号化されているデータは、何もしなくても読めないということだと思われる。
ということで、標準機能の「すべてのコンテンツと設定を消去」で大丈夫だと思う(この消去機能に、バグでもない限り・・・)。